楽天トラベルの予約を進めると、プランによって最後にこちら
の画面が表示されます。これは、楽天トラベルで予約した旅行をキャンセルした時に発生するキャンセル料を100%補償する保険(Travelキャンセル保険)の案内です。
チェックを入れると、予約後に申し込み画面へ移ります
保険なのでもちろん有料ですが、問題は入るか否かでしょう。悩む方は多いと思いますが、結論を言うと、ほとんどの方は入らなくてOKです。
その理由と、どんな人が入るべき保険なのか?解説します。
そもそも、楽天トラベルのキャンセル料とは?
旅行は、直前にキャンセルをすると、タイミングによってペナルティが発生します。楽天トラベルも例外ではありません。
キャンセル料のルール(キャンセルポリシー)は旅行のプラン毎に決まっており、最もポピュラーなキャンセル料は下記
の通り。キャンセルの タイミング | 発生する キャンセル料(率) | もし宿泊代が 15,000円だった場合の キャンセル料 |
---|---|---|
2日前 23:59まで | 無料 | 0円 |
前日 | 宿泊代の20% | 3,000円 |
当日 | 宿泊代の80% | 12,000円 |
連絡なしの不泊 | 宿泊代の100% | 15,000円 |
キャンセルポリシーが上記の場合、旅行日から2日前 23:59まではキャンセル料がかかりません。もちろん保険に入っているか否かは関係なく、どの方も2日前までなら無料です。
しかし、前日や当日はキャンセル料がかかります。後ほど宿泊施設から請求がきますが、
キャンセル保険に入っている場合、キャンセルの理由が妥当と判断されれば、支払った金額の100%が補償されます(判断基準)。
キャンセル保険に入らなくて良い人
下記
のような方は、まず入らない方が良いです。理由を解説します。- 「なんとなく直前でキャンセルしそう…」
- 「旅行計画はあまり定まってないけど、人気だからとりあえずホテルを予約した…」
- 「キャンセルするのをよく忘れてしまう…」
なぜ入らなくて良いかと言うと、楽天のキャンセル保険は、このような自己都合(心変わり)によるキャンセルを補償の対象としていないからです。キャンセルを忘れても補償はないので要注意です。
キャンセル保険に入った方が良い人・考えるべき人
では、どんな人が入るべきか?というと、下記
のような人です。- 子どもが熱を出さないか心配…
- コロナウイルスが心配…
- 交通機関に(台風等の)影響がでないか心配…
- ライブのイベントが中止にならないか心配…など
簡潔に言うと入院・通院・交通機関の停止・イベントの中止など、自身ではどうにもできないキャンセル理由だけが補償対象なわけです。
こちら保険金をお支払いするキャンセル理由の概要」です。
は、公式による主な「Travelキャンセル保険より
急な体調不良・ケガ 旅行開始日から遡って4日以内の急な通院旅行開始日から遡って7日以内の入院(※) 感染症の発病 旅行開始日から遡って7日以内に季節性インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、ノロウイルス・ロタウイルス・アデノウイルスによる感染性胃腸炎を発病 死亡や葬儀参列 死亡旅行開始日当日または前日の第三者の葬儀の参列旅行開始日から遡って7日以内のペットの犬猫の死亡 イベントの中止や
交通機関の
遅延・欠航参加予定のイベントの中止または延期乗客として搭乗または搭乗予定の交通機関の2時間以上遅延または運休・欠航 親族の急な体調不良・ケガ・死亡 旅行開始日から遡って4日以内の親族の急な通院旅行開始日から遡って7日以内の親族の入院(※)旅行開始日から遡って31日以内の親族の死亡 その他 妊娠の事実が判明旅行開始日から遡って7日以内の免許の取消し・停止旅行開始日当日または前日の交通事故裁判員への選任旅行開始日から遡って31日以内の家屋の損壊
なお、補償対象は国内旅行のみで、具体的には下記
の通りです。Travelキャンセル保険より
- 国内宿泊
- 国内ツアー(国内宿泊+バス、航空機、鉄道・新幹線、船(クルーズを除きます)がセットされている旅行)
- 日帰りツアー(宿泊を伴わない、バス、航空機、鉄道・新幹線等がセットされている旅行)
- 国内航空券予約
あとからでも加入できます。公式ページをよく確認して申請しましょう。
保険は保険料はいくらかかるの?目安について
実際にかかる保険料はいくら位なのか?というと、目安は下記
の通りです。旅行代金 | 必要な保険料 |
---|---|
15,000円 | 380円 |
30,000円 | 760円 |
50,000円 | 1,270円 |
当然ながら、旅行代金の合計額が上がるほど、必要な保険料も上がりますが、高額なキャンセル料が発生した時ほど恩恵は大きいです。
詳しい保険内容は、必ず公式サイトをご確認下さい。