旅行業界は忙しい「繁忙期」と暇な「閑散期」がはっきりと分かれています。旅行する月でホテルの宿泊代、飛行機・新幹線のパックツアーなどの料金が大きく変わるので要注意です。
基本的に3月〜4月、7月〜8月は混雑で値段が上がり、2月・6月等は下がる傾向があります。
本記事では、月毎のオン・オフシーズンを分かりやすく解説するので、参考にどうぞ。
月ごとのオン・オフシーズン一覧表
まずは一覧表です。
・ の時期は、比較的安いので覚えておきましょう( 安 普 高)。
月 | 安さ | 理由 |
---|---|---|
1月 | 1月6日〜7日以降は旅行者が減り割安に | |
2月 | 1年の中で旅行者の数が最も少なく、割安 | |
3月 | 3月26日〜4月7日辺りまで春休み・卒業旅行シーズンのため、どこも混雑し割高。4月末からのゴールデンウィークも値段は急上昇。それ以外は割安 | |
4月 | ||
5月 | ゴールデンウィーク(4月末〜5月上旬)は高いが、それ以外の日は割安 | |
6月 | 割安、ただし夏に近づくに連れ徐々に高くなる傾向 | |
7月 | 夏休みで旅行者数・値段ともに急上昇。8月は1年で最も高い | |
8月 | ||
9月 | 7月・8月よりは安い。ただし旅行者数は多く、値段もやや高め | |
10月 | 旅行者数が落ち着き、値段も割安に | |
11月 | 2月と並び、旅行者数が1年で最も少なく安い | |
12月 | 上旬はそれなりに安いが、年末になると旅行者数が増え、値段も上昇 |
ただし、安い時期の旅行が必ずしも正解とは限りません。詳しく解説します。
安い時期と注意点|1月〜2月・6月・11月
特に安いのは、旅行者数の少ない1月・2月・11月です。
3月〜4月も空いてますが、3月26日〜4月7日は春休みのため、どこも混んでおり、値段も上がります。ホテルの予約代だけでなく、ツアーパックや飛行機の正規料金も上がるので覚えておきましょう。
1月は、3日〜6日まで休みの方が多く、基本的に値段が高いので要注意(海外ホテルを含む)です。
高い時期と注意点|3月〜4月・7月〜9月・12月
続いて、値段の高い時期です。
まず3月〜4月で高いのは、3月26日〜4月7日辺り。春休み・卒業旅行シーズンなので値段がかなり高騰します。逆に、上記以外の3月〜4月はそれほど高くないのでおすすめ。
次に7月下旬〜8月ですが、特に高いのは7月21日〜8月31日。ほぼ全ての学校が夏休みで1年で最も料金が跳ね上がります。9月から少しずつ混雑が解消され、料金も下がり始めます。
12月は年末が高いので要注意。25日以降になると旅行者数が増えて料金も上がります。
安い時期に旅行する意外なデメリット
「安い時に旅行するのが1番!」と思いがちですが、良いことばかりじゃありません。旅館・ホテルのオフシーズンは旬な食事が食べられなかったり、地域限定のイベントが開催されない可能性があるからです。
一見安くてお得なツアーも、色々削られている事があるので要注意。
旅行プランをよく見て、本当に今行くべきか?よく考えて判断しましょう。