事前予約で東海道新幹線の「こだま」が約20%安くなるぷらっとこだまですが、新幹線の学割(実質11%〜13%OFF)とは併用できるのか。
これは出来ません。
ぷらっとこだまは学割だけでなく、他のあらゆる割引(障害者割引・回数券など)と併用できないので覚えておきましょう。
では、学割とぷらっとこだまはどっちがオトクなのか?というと、ぷらっとこだま
(約20%OFF)です。
本文でわかりやすく解説します。
目次
お得なのは「ぷらっとこだま」

学割も表向きは原則20%OFFですが、割引の対象は乗車券(基本運賃)のみです。特急券(追加料金)は割引されず、実質的な割引率は11%〜13%OFFなので覚えておきましょう。
主要区間の割引率を比較してみよう

主要区間の割引率を比較してみました(目安)。
スクロールできます
区間 | こだま(指定席) ※通常期 | 学割(指定席) | ぷらっとこだま(指定席) ※時期により変動 |
---|---|---|---|
東京 – 名古屋 | 11,090円 | 9,810円 約12%OFF | 8,710円〜9,130円 約20%OFF |
名古屋 – 新大阪 | 6,470円 | 5,780円 約11%OFF | 5,000円〜5,240円 約21%OFF |
東京 – 静岡 | 6,410円 | 5,780円 約11%OFF | 5,230円〜5,490円 約16%OFF |
東京 – 浜松 | 8,440円 | 7,530円 約11%OFF | 6,750円〜7,090円 約18%OFF |
東京 – 京都 | 13,850円 | 12,170円 約12%OFF | 10,700円〜11,210円 約21%OFF |
東京 – 新大阪 | 14,400円 | 12,610円 約12%OFF | 11,110円〜11,640円 約21%OFF |
区間によって差はありますが、どの区間もぷらっとこだまの方が安いことが分かります。
学割の方がおすすめな人

ぷらっとこだまの方が安いとはいえ、JRの学割は基本的に全国で使えます(片道100km以上にのみ適用可能)。
なので、下記
のような方は学割の方がおすすめですね。①ぷらっとこだまの出発駅・到着駅があわない

ぷらっとこだまは各駅停車ですが、途中下車は一切できません。
事前に指定した下記
の駅でのみ降りることができます。東京・品川・新横浜・静岡・浜松・名古屋・京都・新大阪
「ぷらっとこだま」による実際の移動例
- 【東京・品川・新横浜】 ↔︎ 【浜松・静岡・名古屋・京都・新大阪】
- 【浜松・静岡】 ↔︎【名古屋・京都・新大阪】
- 【名古屋】 ↔︎【京都・新大阪】
- 【京都】↔︎【新大阪】
上記の区間があわない方は学割の方がおすすめですね。
② 直前までスケジュールがどうなるか分からない人

ぷらっとこだまは、指定席の事前予約(前日の23:00まで)が必須です。
なので、スケジュールが変わる可能性が高い人にはおすすめしません。出発から10日以内に入るとキャンセル料(20%〜30%)も発生しますし、柔軟に対応できる学割の方が無難ですね。
とにかく早く移動したい方

ぷらっとこだまは各駅停車のこだま限定です。のぞみ・ひかりに比べて所要時間は1.5倍ほどかかりますね。急ぎは学割にしておきましょう。