今回は、東京↔︎名古屋の新幹線代をとても安くする方法を解説します。
定番ですが、まだまだ知らない方も多いはず。2024年の今、とても安いので時間のある方はこちらの方法で新幹線に乗ることをおすすめします。
本文で詳しく解説しますが、結論を言うと、こちらぷらっとこだま」で予約するだけです。大人で片道-2,500円安くなります。
の格安チケット「東京駅↔︎名古屋駅の正規の新幹線代をおさらい
正規の切符代をおさらいしておきましょう。駅の券売機・みどりの窓口等で東京駅↔︎名古屋駅の切符を買うと、こちらの料金
になります(2024年)。席の種類 | 片道(大人) | 片道(6歳〜12歳) |
---|---|---|
自由席 | 10,560円 | 5,280円 |
指定席 | 11,100円 | 5,540円 |
グリーン車 | 14,760円 | 9,290円 |
一方、本記事で解説する「ぷらっとこだま」で切符を取ると、下記 の値段になります。
席の種類 | 片道(大人) | 片道(6歳〜12歳) |
---|---|---|
自由席 | ||
指定席 | 8,600円 | 5,700円 |
グリーン車 | 9,600円 | 7,600円 |
ゴールデンウィークなどの繁忙期は少し高くなりますが、基本はこの値段で切符がとれますね(年末年始・お盆など)
というわけで、実際の予約方法を解説します。
JR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」を予約する
先ほど伝えましたが、安くする方法はとても簡単です。JR東海ツアーズの「ぷらっとこだま」で新幹線を予約するだけ。
東京・品川〜名古屋間を「こだま」に乗り続けて、片道の料金が11,100円→8,600円に割引されます(大人料金の例)。
ただ、安くなるからには、いくつかの制約があるので気をつけましょう。下記 の項目を把握した上でお買い求めください。
ぷらっとこだまの制約(デメリット)を知ろう
「ぷらっとこだま」の制約をまとめてみました。「これはちょっと…」という方は普通に買いましょう。
- 予約できるのは、前日の22:00まで
- 自由席がなく、選べるのは予約時に決める「指定席」のみ(2名以下は窓際や通路側など選択可能)
- 乗り遅れた場合、後列の自由席には乗れず、1度キャンセル→再予約の必要がある
- 自分で指定した日付・列車(区間)・座席以外は乗ることができない
- こだま(各駅停車)限定なので、のぞみ・ひかりに乗るよりも時間がかかる(後ほど時間の比較を参照)
- 途中駅で下車ができない
- 予約の変更ができない(やっぱり他の席へ変えたい。1つ前の列車にしたい。など)
要するに急な変更に対応できないということですね。また、乗るのは各駅停車の「こだま」なので、下記 のように少々時間がかかります。
こだま(各駅停車)の移動時間|東京〜名古屋の目安
のぞみ | 94分 |
ひかり | 107分 |
こだま | 156分 |
新幹線の移動に時間を割きたくない方は、普通に買った方が良いでしょう。
ぷらっとこだまの使い方
最後に「ぷらっとこだま」の使い方を簡単に解説します。
基本の予約手順
ぷらっとこだまを開くと、下記
のようなページが表示されます。「今すぐ予約する 」を選びましょう。下記のような画面が表示されます。
乗車区間を東京・名古屋(もしくは名古屋・東京)に変えて、希望の乗車日・出発時刻を設定→絞り込み検索しましょう。空席のある列車が表示されます
料金が記載されたボタンを押せばOK。
希望の時間と普通車 or グリーン車(ハイグレード)を選んだら、乗る人の数や座席の位置が指定できます(※)。
(※)座席位置が選べるのは2名以内の時のみ
座席の位置は2名以内の場合「窓側・中央・通路側」など選べます。残念ながら、3名以上(幼児を除く)は指定できません。気をつけましょう。
最後に「次へ」を押すと、これまで選択した項目の確認画面が表示されます。
確認を終えるとマイページにログイン→支払い情報(クレジットカード)の入力になりますが、初めての方は、予約と同時に会員登録できるメニューがあるので、こちらがお勧めですね。なお、登録にはメールアドレスが必須です。
支払い方法は、クレジットカードのみ
JR東海ツアーズ全体としては、下記「ぷらっとこだま」はクレジットカード払いのみ対応なので気をつけましょう。
のような支払いに対応してますが、- クレジットカード払い(VISA・JCB・Master等のブランドマークがあるデビッドカードまたはプリペイドカードでも可)
- コンビニエンスストア払い
- 銀行振込払い
ちなみに、JR東海ツアーズの支店でも現金支払い等はできないのでご注意ください。
新幹線の切符の受け取り方
切符の受け取り方は下記
の通りです。予約が完了すると、切符の発券に必要なコードがもらえるので、保存しよう
予約が終わると、切符の発券に必要な「受け取りコード:QRコード・もしくは16桁の英数字のもの」と「確認コード:6桁の数字のもの」という2つのコードが発行されます。
ネットで予約した場合は登録したメールに届き、JR東海ツアーズのマイページでも確認できますね。後で必ず使うので、スマホのスクリーンショット等で手元にメモしておきましょう。
店舗で予約した場合は用紙で受け取れます。
JR東海ツアーズの指定券売機で切符を受け取ろう|店舗でも可能
先ほど受け取った「受け取りコード:QRコード」をJR東海ツアーズの指定券売機(上記画像)に認証させると新幹線の切符が受け取れます。詳しい配置場所は公式サイトに記載されてますが、下記 の駅にある新幹線乗り場(改札)のすぐ隣に置いてありますね。
東京駅・品川駅・新横浜駅・静岡駅・浜松駅・名古屋駅・京都駅・新大阪駅
また、新幹線乗り場のすぐ近くにあるJR東海ツアーズの店舗(きっぷうりば) でも受け取れます(受け取りコードを伝えればOK)。
指定券売機のかんたんな操作
券売機には「JR東海ツアーズ:乗車票受取」というメニューがあるので、切符を受け取る時はこちらを選びましょう。
予約完了時に受け取ったQRコードを画面認証させると切符が発券されます(QRコードが認証されない時は、受け取りコード(16桁の英数字)を手入力しましょう)
切符は7日前〜1ヶ月前から受け取り可能
切符は乗車日の1ヶ月前から受け取れます。ただし、券売機での受け取りは7日前からなので気をつけましょう
- 券売機で受け取る場合:7日前から受け取り可能
- JR東海ツアーズの店舗の受け取る場合:1ヶ月前から受け取り可能
最後に
ぷらっとこだまの細かいルールは、その都度変わる可能性があります。お買い求め時は公式サイトの注意書きをよく読み、ご理解した上でお買い求めください。